細胞シート練習セット

細胞シート練習セットの特徴

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• • 細胞シートの練習に必要なツールセット
  • 細胞シート10枚分の練習が可能
  • 面倒なゲルの調製も簡単

  細胞シートの基礎トレーニングを行っております。詳しくは以下のPDFをご覧ください。

  細胞シート製造基礎トレーニング

細胞シート練習セット使用した細胞シート剥離方法動画

以下の動画は細胞シート練習セットを使用し、細胞シートを回収し、別の場所に転写する方法の一例です。

• ゲルの調整方法

• 細胞シート練習用ゲル　推奨調整手順

  1.トレイより乾燥ゲルを2枚取り出し、30mlのPBSをまんべんなく空トレイ内に行き渡らせます。
  2.PBSで満たしたトレイに乾燥ゲル2枚を重ねて浸漬し、フタをします。
  3. 37℃に設定したインキュベータで2時間加温し、ゲルをPBSで溶かします。加温中、30-60分に1回の割合で、トレイを適宜傾け、ゲル溶液がトレイ内に均一に広がるようにします。
  4.加温終了後、トレイをそのまま4℃の冷蔵庫に入れ、一晩冷やしてゲルを固めます。細胞シートの練習前に、トレイ事逆さまの状態で、常温に2時間静置してください。（ゲルへの水滴落下防止のため）

• 細胞シートの回収とトランスファー方法

• NIH/3T3 細胞シートの場合

  1.UpCell®で培養	NIH/3T3 をUpCell®3.5cm デッシュに5 ×104cells 播種し、オーバーコンフルエントになるまで1週間培養します。
  2.培地を除去	インキュベータからUpCell®を取り出し、培地を除去します。
  3. 50μLの培地を添加（乾燥防止）	細胞の乾燥を防ぐため、速やかに50μLの培地を添加します。
  4.CellShifter™を重ねる	細胞の上に気泡が入らないようにCellShifter™をピンセットで重ねます。
  5. 20～25℃で5～6分静置	20～25℃で5～6分間、静置します。
  6.NIH/3T3細胞シートの回収	CellShifter™の端からピンセットでゆっくりめくって、細胞シートをUpCell®より回収します。
  7.粘着性ゲルなどのへのトランスファー	細胞シートを移植したい部位や別の細胞シート上に密着させ、静置します。上図では生体組織の代わりに表面が粘着質のゲルに1 分間静置しトランスファーしています。
  8.培地を250μL滴下	250μLの培地をCellShifter™上に滴下します。
  9.CellShifter™を除去	CellShifter™のみをピンセットでつまんでゆっくり剥がします。

• 細胞シートの積層化方法

• NIH/3T3 細胞シートの場合

  1.UpCell®で培養	NIH/3T3 をUpCell®3.5cm デッシュに5 ×104cells 播種し、オーバーコンフルエントになるまで1週間培養します。
  2.培地を除去	インキュベータからUpCell®を取り出し、培地を除去します。
  3. 50μLの培地を添加（乾燥防止）	細胞の乾燥を防ぐため、速やかに50μLの培地を添加します。
  4.CellShifter™を重ねる	細胞の上に気泡が入らないようにCellShifter™をピンセットで重ねます。
  5. 20～25℃で5～6分静置	20～25℃で5～6分間、静置します。
  7.NIH/3T3細胞シートの回収	CellShifter™の端からピンセットでゆっくりめくって、細胞シートをUpCell®より回収します。
  6. 2枚目のUpCell®から培地を除去	静置終了時間近くになりましたら、2枚目のUpCell®から培地を除去します。
  8. 2枚目のUpCell®に細胞シートをゆっくり重ねる	回収した細胞シートを、2枚目のUpCell®に細胞シートをゆっくり重ねます。
  9. 20～25℃で5～6分静置	20～25℃で5～6分間、静置します。ピンセットを使って細胞シート同士が接着していることを確認します。
  10. 積層化した細胞シートの回収	250μLの培地をCellShifter™上に滴下します。
  10. 粘着ゲルなどのへのトランスファー	CellShifter™のみをピンセットでつまんでゆっくり剥がします。

仕様

※練習用ゲルとピンセットは未滅菌です。