細胞シート工学イノベーションフォーラム
第3回細胞シート工学イノベーションフォーラム
~細胞シートの未来を語ろう!~
開催概要
細胞を用いて損傷あるいは機能が低下した組織、器官を修復する再生医療が、実際の患者様に届けられるようになってきました。国内の再生医療等製品20品目の内、3品目が温度応答性培養器材を用いた細胞シート工学を基にしており(2023年7月現在)、再生医療分野において細胞シートがますます注目されています。近年では、細胞シートを積層化するなどして、より厚みを持った高機能な人工組織あるいは臓器を作製する技術の開発や、再生医療に留まらず培養肉分野への応用展開等も精力的に行われております。
このような背景の中で、2019年、日本発、世界初の細胞シート工学をより多くの研究者に知っていただくために細胞シート工学イノベーションフォーラムを開催しました。第3回となる今回も「細胞シート工学」やその周辺技術に関わる、特に若い研究者の皆様に画期的なアイデアを発表して頂き、再生医療や新たな分野への応用を語るフォーラムとなりました。
第3回細胞シート工学イノベーションフォーラムPDF概要
開催日 | 2023年11月24日(金) 盛況のうちに終了いたしました。 |
---|---|
開始時間 | 13時(受付12時) |
会場 | 日本科学未来館 7階 未来館ホール 他 日本科学未来館のHPより未来館までのアクセスが確認できます。 |
定員 | 200名(事前登録制、先着順) |
参加費 | 無料 ※懇親会へ参加される企業様は、懇親会参加費3,000円とさせていただきます。 ※日本科学未来館の常設展、ドームシアターへの入場には別途料金が必要です。 |
講演者 | 佐藤 正人(東海大学 医学部 医学科 外科学系整形外科学 教授) 「変形性膝関節症に対する細胞シートを用いた再生医療の実現」 竹山 春子(早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 生命医科学科 教授) 安藤 正浩(早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 次席研究員) 「ラマン分光法によるin situ生体分子解析」 川堀 真人(北海道大学大学院 医学研究院 脳神経外科 講師) 「中枢神経疾患に対する自家MSC細胞の臨床応用」 清水 達也(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 所長、教授) 「細胞シート工学を基盤とした創薬・疾患研究」 |
プログラム | 第3回細胞シート工学イノベーションフォーラムプログラム |
ポスター演題
募集テーマ | 「細胞シート」、「温度応答性細胞培養器材」及び周辺技術の研究(既発表の内容でも可、1年以内) |
---|---|
応募資格 | 上記、募集テーマに関する研究を行っている方 |
ポスター演題 | 第3回細胞シート工学イノベーションフォーラムポスター演題 |
ポスター賞 | 第3回細胞シート工学イノベーションフォーラムポスター賞 |
選考委員会 |
※奨励賞については、当日の参加者による投票にて決定しました。 |
フォーラムの様子
- 2023年11月24日(金) 第3回 細胞シート工学イノベーションフォーラム(日本科学未来館 7階 未来館ホール 他)
過去のフォーラムについて
- 2019年7月19日(金) 第1回 細胞シート工学イノベーションフォーラム(東京都立産業技術研究センター5F講堂)
- 2021年11月1日(月) 第2回 細胞シート工学イノベーションフォーラム(オンライン開催)