ごあいさつ

  • 代表取締役社長 橋本 せつ子
  • 株主の皆さまには、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。
    当社では2030年までに同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の製造販売承認を取得することを目標として事業化を推進しております。2023年9月20日に、同種軟骨細胞シートの第3相試験の治験届をPMDAに提出し、治験審査委員会(IRB)を経て、各治験実施施設との契約を締結し各治験実施施設において手術を行える体制を整えてきました。2025年10月9日に第1例目の症例が登録され、第3相試験は予定通り進んでおります。個々の症例の登録に関しましてIR発信は予定していませんが、第三相試験の進捗に関しましては、適切なタイミングでjRCT等も活用し公表させて頂く予定です。

11月13日の第3四半期の決算報告では、米国における研究予算削減による研究環境の急激な変化、並びに欧州や中東などにおいて継続する地政学的な混乱などの影響により主に細胞培養器材事業の売上が低迷いたしました。その結果をうけて、2025年12月期の業績予想を修正いたしました。今後、国内外での培養器材製品の拡販に向けた活動を強化するとともに、海外でニーズが大きいUpCell®フラスコ販売の成功に向けた活動に注力いたします。

これらの事業を引き続き安定的に推進するため、2025年11月20日開催の取締役会の決議により、バークレイズ・バンク・ピーエルシーを割当予定先として、第三者割当の方法により第25回新株予約権を発行すること、及び金融商品取引法による届出の効力発生後に、バークレイズ・バンクとの間で第三者割当契約を締結することを決議しました。
今回の新株予約権による資金調達は①同種軟骨細胞シート開発のための臨床試験費用、②同種軟骨細胞シート開発のための細胞培養施設運営資金、③器材製品の開発・製造施設運営資金及び④運転資金の資金需要を充足することが目的です。既存のパイプラインの事業化をより確実に前進させ、細胞シート再生医療等製品の事業化を早期に実現することにより、安定的な事業基盤の確立と中長期的な企業価値向上を図る方針です。この方針は既存株主の皆様の利益に資するものと判断しております。

今後も、再生医療の一日も早い実現、事業化に向けて努力を続けていく所存です。
引き続き変わらぬご支援を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

橋本 せつ子