同種軟骨細胞シート
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同種軟骨細胞シートは、多指(趾)症患者の治療のために手術で切除した組織から採取した軟骨細胞をシート状に培養し、軟骨の欠損部位に移植する再生医療等製品として開発しています。患者本人の軟骨細胞を採取することなく移植できるため、患者の負担を減らし、移植にかかる費用を抑えることができると期待されています。
治療方法
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多指症患者の廃棄組織から軟骨細胞を採取し、その採取した細胞を凍結保存してセルバンクとします。セルバンクの細胞を培養して、細胞シートを作製し、欠損した部位に細胞シートを移植します。
同種軟骨細胞シートの現状
2017年 - 2019年 | 東海大学で臨床研究により10名の患者へ移植手術実施 |
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2018年 - 2020年 | 当社が申請した「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)」がAMED補助事業に採択 |
2021年 - | 成育医療センターからの商業用の組織提供開始 |
2021年 - 2023年 | 当社が申請した「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)」がAMED補助事業に採択 |
2023年 | 第3相試験の治験計画届書を提出 なお、治験開始のための研究開発について、AMEDに支援頂いた |
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