公開シンポジウム「知ろう×語ろう　軟骨再生医療のこれから　～細胞シートを用いた変形性膝関節症の治療研究の最前線～」は盛況のうちに終了しました

公開シンポジウム「知ろう×語ろう　軟骨再生医療のこれから　～細胞シートを用いた変形性膝関節症の治療研究の最前線～」は多くの方にご参加いただき、12月10日(土)に盛況のうちに終了いたしました。

最新の軟骨再生細胞シート開発状況について、産官学の視点から知ることができるシンポジウムとなりました。また、同種軟骨細胞シート移植を実際に受けられた患者様2名に対するインタビューが行われました。インタビューでは「手術直後は膝が痛かったが、日が経つにつれて痛みが治まっていった。最近では1日の中で膝の痛みを全く意識せずに生活していたことに気が付いて、状態がかなり良くなっていることを実感している」、「手術前の骨がゴツゴツ当たるような痛みは全く無く、歩くことに不安はない」という、実際に同種軟骨細胞シート移植を受けた本人しかわからない貴重な体験談を伺うことが出来ました。患者様の役に立つ治療法であることが実感できたことで、今後の軟骨再生細胞シート開発に向けて大きな弾みとなるシンポジウムとなりました。