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基本的推奨使用手順について

1) UpCellを使用した細胞シート剥離の基本的推奨使用手順について

2) UpCellを使用した細胞シート剥離の基本的推奨使用手順の留意点について(3ステップ)

3) 細胞シートを用いた凍結切片やパラフィン包埋切片の作成手順について

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(2008/1/31更新)

基本的推奨使用手順につい

2)UpCellを使用した細胞シート剥離の基本的推奨使用手順の留意点について(3ステップ)

ステップ1:培養
細胞培養後、細胞がコンフルエント状態(細胞同士が接着し、100%培養皿底面を覆っている)になっていることです。また、細胞の種類によっては、重層化するとさらに剥がしやすくなるものもございます。
理由:細胞間接着が弱いと、剥がすときに細胞シートが網目状になってしまい、剥離の途中で破けてしまう可能性が高くなります。そのため、細胞間接着が強く保持されるような状態まで培養していただくことを推奨しています。

ステップ2:剥離
細胞をシート状に剥離する際は、温度と時間にご注意ください。細胞種の違いにより、細胞とCellShifterの接着時間が変わります。その際は、ピンセットでCellShifterと細胞シートを一緒にゆっくり端からはがしてください。

温度について
20-25℃(室温)より低い温度でのご使用がご注意ください。早く温度を下げるために短時間、4℃や氷上に置くことは可能ですが、剥離性に相違が見られますのでご注意ください。
時間について
細胞の種類によって培養皿への接着性の強さが異なります。温度処理後、5分程度で剥がれる場合や、30分以上を必要とする細胞もございます。

ステップ3:トランスファー
トランスファー後、CellShifterのみを剥がすには、細胞シートとCellShifterの接着性が、細胞シートとトランスファー先の接着面との接着性より弱くなっている必要があります。そのため、粘着性のあるもの(動物の臓器や培養細胞上)と粘着性のないもの(新しい培養皿の上)では、接着量の違いから、所要時間や方法が異なりますのでご注意ください。十分な接着性を確保するために、接着させる時間を長くしたり、重しとなるようなものをのせたりする工夫が必要となる場合がございます。一般的な留意点は以下のとおりです。
・細胞シートとトランスファー先の接着面との間に空気が入らないように密着させます。
・CellShifterと細胞が乾燥しないよう添加する培地量に注意します。
・細胞シートと接着面が十分接着したことを確認してから培地を1mlほどShifterの上から添加します。ピンセットを用いてCellShifterをゆっっくりはがしていきます。十分な接着性を確保するためには、接着させる時間を長くしたり、重しと成るようなものをのせたりする工夫が必要となる場合がございます。
・生体組織のように表面に粘着性のあるゲル(アクリルアミドゲル等)を用いてトランスファーの練習をされることをお勧めいたします。